陽子線治療のできる病院

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作詞家のなかにし礼さんが食道がんを陽子線治療で
克服したということで陽子線治療が注目されていますね。

陽子線治療は簡単に言いますと
放射線を使った治療です。
通常の放射線治療よりも患部に直接放射線を
当てることができるのでよりピンポイントに
患部を叩くことができて効果が高いんです。

そして患部にだけ放射線を当てるので他の
正常な細胞へのダメージはほとんどなく
副作用が少なくてすみます。
なので陽子線治療は通院での治療でオッケーなんです。

さてがんに対してすごく有効なこの陽子線治療ですが、
この治療が受けられる病院はこの時点で日本では７施設です。

陽子線治療のできる病院

千葉県 国立がん研究センター東病院
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
茨城県 筑波大学附属病院
福島県 財団法人 脳神経疾患研究所附属南東北がん陽子線治療センター
鹿児島県 財団法人メディポリス医学研究財団 がん粒子線治療研究センター
福井県 福井県立病院

そして陽子線治療は厚生労働省が定める
先進医療ということで健康保険が適用されません。
ですので陽子線治療に係る費用は全額患者負担です。
陽子線治療の費用は約３００万円ほどですから
かなり高額な費用が必要になるということです。

最近民間で販売されている生命保険では
この先進医療に係る費用を保障する特約が
ありますのでそういった特約がついた保険に
加入しておけば先進医療に費用を気にすること無く
治療を受けることができますよ。