有馬記念回顧

今年の有馬記念はG1馬が多数揃って豪華メンバーが勢揃いでした。予想する方としては結構難解というか迷う部分もあったんじゃないでしょうか。

私はラキシスが面白いと思ってラキシスからワイドで流していました。最後の直線見せ場を作ってくれたので行けるか！と思わせてくれましたが残念ながら６着。やはりこのメンバーでは少し足りないって感じでしたね。

結局勝ったのは４番人気のジェンティルドンナでした。レースタイムが２分３５秒３でレースの上がり３ハロンが３４．６と有馬記念ではめずらしく上がりの競馬になりました。

７Rで有馬記念と同じコースで行われた特別戦のレースタイムが２分３３秒８ですから、すご～くゆるい流れのレースになったわけです。これがジェンティルドンナ向けになりましたね。

１番人気のゴールドシップは上がりの早いレースは苦手としているだけのこの流れでは…といったところでしょう。

それにしても特別戦よりも１秒５も遅いG1ってどうよって思わなくもないですがこれも競馬ということです。

エピファネイアもよく我慢していたように見えましたが競り負けてしまいましたね。この馬もパンパンの良馬場での上がり勝負は得意ではないんじゃないでしょうか。力のいる馬場のほうが向いている感じです。

まあ馬券は外れてしまいましたが、豪華メンバーが揃った有馬記念だったのでファンとしては楽しめたんじゃないでしょうか。来年もメンバーが揃うといいですね。

ジェンティルドンナはこの日がラストランでしたが、見事に勝利で有終の美を飾りました。G1７勝はテイエムオペラオーやディープインパクトにならぶ大記録です。有馬記念後に中山競馬場で引退式が行われましたが多くの人が残ってジェンティルドンナの最後の勇姿を目に焼き付けていました。